あおぞら組 とら組の2クラスで ハサミを使ってあそびました。
とら組さんは 初めて使うので、まずは、ハサミを使う時の約束について 話を聞きました。
1 ハサミを人に向けたりしない
2 振り回さない
3 席を離れる時は ハサミを持ち歩かずに 机に置いていく。
4 持って歩く時は、刃を閉じ 刃の部分をにぎる
この約束をしっかり守れるかどうか 子どもたちに確認し、ハサミを配りました。
ハサミを使う時、手の動きは 片方の手は紙を抑え、もう一方の手はハサミを閉じたり開いたりします。
このように、右手と左手が違う動きをします。
とても高度な動きです。
この左右で違う動きをする力は おおむね 4歳を迎える頃につく力と言われています。
そこで、保育園では とら組からハサミを使うあそびを取り入れています。
初めて ハサミを扱う子も多いので、ハサミの握り方や 動かし方などの指導も、一人ひとりに合わせてしています。
ただ、楽しくあそぶことが 1番の目的なので、無理強いさせず、その子に合わせたやり方で 進めるようにしています。
あおぞら組の子は 何度か経験しているので、扱い方が とても上手です。
色んな形を どんどん切っていました。
線を見て 線に沿って切る力、形をきちんと認識する力は、おおむね5歳に向かう子どもたちに培っていく力といわれています。
これから、雨の日が多くなるので 室内でのあそびの一つとして ハサミを使っていきたいと思います。
みんな、とても上手なんですね〜
すごい!!
いずみ様。
感想を書き込んで下さり大変ありがとうございます。
またぜひ、書いて下さいね。
私は、子どもたちのこの活動の様子を、直接は見ていないのですが、写真で見る限りみんなすごいと思います。
4才の子たちが切るのが上手なのもそうですが、初めての経験の3才の子どもたちがこのように取り組めるのは、すごい事だと感じます。
その土台には、「やってみたい」と憧れる意欲や、他の人をよく見る、まねをする力、やりたいことに対して気持ちをコントロールして集中できる力、それを持続させる体力や筋力、それらが育ってきているからこそ取り組めるのであって、それを日常の遊びの中で獲得していく子どもたちって、本当にすごいなって思います。